三重県桑名市の長寿認定こども園で、園児に対し保育士が給食を食べるよう4時間にわたって強要し、園児が失禁する等の虐待行為があったことが判明。
長寿認定こども園の園長は誰なのでしょうか。この記事では給食強要があった長寿認定こども園の園長について調査します。
長寿認定こども園の園長は加藤晶子氏
画像:cbc News
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給食を食べきれなかった園児に、保育士が4時間にわたって食べるように指導し、園児がトイレに行けず失禁するという虐待行為が行われた長寿認定こども園。
市の聞き取りに対し、長寿認定こども園は事実を認めており、虐待行為をおこなった保育士は自宅待機、園長は今回のことをうけて辞任の意を示しています。
長寿認定こども園の園長は一体誰なのでしょうか。
長寿認定こども園は三重県桑名市にある私立の認定こども園です。
「よく学び、よく行い、よく遊ぶ」をスローガンにしたおしゃれで真新しい建物が印象的なこども園。
長寿認定こども園は社会福祉法人 花園福祉会が運営し、長寿認定こども園の他にも特別養護老人ホームなど様々な福祉事業をしているようです。
画像:長寿荘ホームページより
長寿認定こども園の園長について調査していると、桑名市の保育施設紹介に長寿こども園の紹介が載っており、そこに園長の名前も記載されていました。
令和5年4月1日の情報のため、現在の長寿こども園の園長は加藤晶子氏で間違いないでしょう。
また、長寿荘のホームページにより加藤晶子園長は、三代目の園長だということがわかりました。
長寿保育園開設者→加藤光道氏
二代目→加藤知宏氏
三代目→加藤晶子氏
開設者から苗字が同じ「加藤」であることから、長寿認定こども園は開設時から親族経営で運営されているようです。
【5月15日追記】長寿認定こども園給食の強要の詳細
長寿認定子ども園で給食の強要など不適切な保育があった件について、詳細が判明しました。
保護者が仕込んだボイスレコーダーにより、当時の音声が録音されていたのです。
画像:日テレニュース

うわおしっこもらした
そのお尻で座らんといて!
パンツやなくておむつや恥ずかし〜
k君(泣き声)
給食早く食べてお片付けも早くしたらこんなことにならなかったでしょ!
その後さらに保育士の言動はエスカレートし、

すっぽんぽんや恥ずかしい
赤ちゃんみたいやな
先生が泣きたいわ〜
えーんえーん
ボイスレコーダーに録音されていたのはK君を馬鹿にするような保育士の発言。
2、3歳の子どもですから、トイレを失敗することは仕方ないこと。ましてや、給食を食べなかったからという理由で4時間も座らせていたのですから、K君はトイレに行きたいとも言える状況ではなかったのではないかと推測されます。
給食の強要をされたK君は、この話をすると蕁麻疹が出る程心に傷を負っているといいます。
また、長寿認定子ども園では、この保育士以外にも複数の保育士が子どもに強い口調で保育していたことも判明しました。
画像:日テレニュース
外国人の園児に対し

見てくださいは!?
見てくださいはぁぁ!?
ごちそうさまする前にちゃんと持ってきてください
園児:みてください

早く持ってきて!
なんで持ってきてって言ってんのに離れてくの?持ってきて!
早くして!これ以上イライラさせないで
これらの不適切な保育が発覚したのは、子どもの異変に気づいた保護者が一部の保育士に相談したところ、虐待や不適切な保育が疑われた為、ボイスレコーダーをカバンに仕込んだそうです。
ボイスレコーダーには、一部の保育士が不適切保育を止めようとしてさえぎられる声も残っていたといいます。
このことから、上記で発覚している以外にも日常的に不適切な保育が行われていた可能性もあります。
これに対し、長寿認定子ども園は保護者会を開き園長が謝罪しています。
長寿認定子ども園の保護者会の内容によると、給食の強要を認め園長は5月7日付で退任、給食の強要など不適切な保育をおこなっていた保育士6人は自宅待機や、担当クラスを外れるなどの処分をうけているということです。
長寿認定こども園保育士特定「ベテラン先生の給食強要に逆らえず」
毎日新聞によると
給食を4時間も強要されていた園児は2歳児クラスの子どもだとわかりました。
国による保育士配置基準により、2歳児クラスは6人の園児に対して1人の保育士と定められています。
長寿認定こども園は定員135人のこども園。長寿認定こども園のホームページによると2歳児クラスの定員は22名となっており、保育士3人〜4人の複数担任のはずです。
このことから、給食を4時間も強要していた時、問題の虐待行為をした保育士以外にも同じ保育室に他の保育士がいたのは間違いないでしょう。
また、関わった保育士数名の処分も検討と報道されていることから、普段からこのような虐待行為が行われていたのかもしれません。
しかし、周りの保育士が注意できない、止められなかったということは、問題の行為をした保育士はベテランの保育士や権力がある保育士だった可能性があります。
2歳児クラスというと、やっとお喋りやオムツがとれ始める等、身の回りの事ができるようになっていくくらいの子ども達。そんな小さな子どもに何故、4時間も失禁するまでして給食を食べさせなければいけなかったのでしょうか。
長寿認定子ども園「口コミが極端」
長寿認定こども園の口コミを調査していると、Yahooニュースのコメント欄に近所の方の投稿がありました。
自宅近くのこども園です。
姪が通っていましたが、泣き止まないと保育士さんは作り笑いしながら、
おしりを抓りました。
ちょっと引きました。それ以来、姪は通園するのを辞めました。
園児の心のケアはするべきだと思いますが、
保育士さんの精神科への通院も考えるべきだと思います。
実際に姪っ子が通っていたという方によると、泣き止まない子どものおしりを抓る行為があったといいます。
また、他にもGoogleマップのコメント欄にも保護者の方のコメントと思われる投稿がありました。
とあります。一方で、
共働きの為、乳児期から預けています。
小さい子同士なので一度噛まれてしまった事はありましたが、
それに限らず自宅で自分で引っ搔いてしまった傷を伝え忘れた時も
きちんと傷について連絡頂いたりしているので安心できます。
子供も特に問題なく楽しく過ごしているようです。
と良い評価のコメントもありました。
Googleマップでは星1つと星5つの極端な評価でした。
長寿認定こども園の給食強要についての世間の声
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